便利になりすぎた時代
世の中、深夜でも早朝でも昼間でも土日祝日でも年末年始でも一年365日ファミレス、スーパー、コンビニ等サービスと商品を提供している職種が多数あります
多様化で夕方から深夜に活動する人、深夜から朝にかけて活動する人、残業で深夜まで仕事をしなくてはならない人等居るので24時間年中無休の営業を有り難く感じで居る人も数多く居るとは思います
と言う僕自身も午後から翌日の朝方までの仕事が多い
確かに24時間年中無休の営業は便利で有り難いと思います
が、一般的な仕事をしている人の活動時間は朝から夜まで、残業が無ければ朝8～9時から夕方17～18時位までの仕事がほとんどでは無いでしょうか？
まぁ、中には朝早くから働いて帰宅するのは深夜だよって言うブラックな会社で働いている人も居るのでしょうが．．．．．．．．
いつ頃からこんな余裕の感じられない世の中になったのでしょうか？
僕が子供だった昭和の時代はもっと世の中がゆっくりと動いてたと思います
まぁ、子供だったから時間の流れがゆっくり感じられたって言うのもあるかもしれませんが
インターネットもケータイも無い時代でしたからね
今はケータイがあるおかげでどこに居ようが何をして居ようが連絡がつく便利？な時代です
24時間年中無休のお店の管理職で働いている人は大変だと思います
24時間年末無休で店で何かあればケータイに電話が掛かって来ますから
夜勤明けで疲れて寝ていようが夜勤に備えて夕方から仮眠して居ようが何か有れば起こされて寝る時間も取れません
とか言ってる僕自身も24時間営業のお店の管理職で上に書いたような事を多々経験していますが(笑)
世の中にある色々なニーズに応えるのは悪い事とは思いませんが24時間年中無休で応えるって言うのはどうかと思います
昭和の時代24時間営業して居る所なんて僕が暮らしている田舎ではまずありませんでした
夜勤業務のある仕事はありましたが24時間年中無休でサービスを提供しているお店は無かったと思います
深夜まで残業してお腹が空いても開いている店は無かったので家に帰って買い置きのカップラーメンを食べるしか無かったです
今と比べたら不便と言えば不便ですが当時は深夜に開いているお店が無いのが普通だったのでそれが特に不便とは思わなかった
人間は朝が来たら起きて夜になったら寝るって言う当たり前の生活をしている人が圧倒的に多い世の中でしたから
人間は睡眠を取らないと活動出来ません
頭の回転も悪くなります
短時間睡眠が続くと体に悪影響もあります
ライフスタイルの多様化で夜に活動する人が多く居るのも事実ですが大多数の人が朝起きて夜に寝ると言う生活スタイルなのも事実です
本来人間は朝起きて夜寝るのが普通ですから．．．．．．．．．．．．．．．．
休みも取らないと仕事の疲れも取れません
24時間年中無休の職種はそこで働いてる人の健康や睡眠時間や休日を犠牲にして成り立って居ると言うのも事実です
店を閉める定休日や何時まで営業と言う営業時間が無いのですから
ずーっと営業しています
開業したら閉まる事がありません
無限のループです
閉まるのはその店が潰れるときです
これってスゴく無いですか？
半永久的に営業してるんですよ
無限ループ営業しながら様々なニーズ応えるって
機械なら眠らなくても食事しなくても休まなくても電気と言うエネルギーを供給し続ければ壊れるまで動きますがシフト制とはいえ人間が24時間働いて無限ループ営業させるって
考えたらスゴい
スゴいんだけど本当に24時間営業って必要？
深夜のファミレス行ってみてもコンビニ行ってみてもスーパー行ってみてもお客さんはあまり居ません
都会では違うかもしれませんが僕の居る所ではそうです
チェーン店なので24時間営業なら24時間営業するのが当たり前なんですが僕が思うのは「電気代と人件費がもったいないなぁ」です
22時から朝5時までは時給は25%増しと労働基準法で決まっています
人件費は高くなります
けどお客さんは少ないです
確かに開いてたら便利かも知れませんが時給と電気代を考えたらマイナスじゃないのかなぁと思います
ロイヤルホストも24時間営業を中止するようです
トータル的に考えて深夜営業は利益の面からも働く人材の確保って言う面からも無理があるって判断からでしょう
実際に24時間年中無休の現場で働いてるとわかります
24時間年中無休は無理があります
確かに便利ですがエコの面からコストの面からもも考えて見て良い時代になってきたんじゃないですかねぇ
